中日写真協会 小牧支部

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内蔵ストロボ

デジタル一眼レフカメラの内蔵ストロボは、各メーカーの入門機から中級機にかけてほぼ装備されています。

留意点はいくつかありますが、その一つは外付けストロボと比べて光量が少ないことです。ガイドNo(GN)と絞りと距離の関係から、絞り(F値)=GN÷撮影距離(m)の式が成り立ちますが、標準的なGN=16の内蔵ストロボでは、撮影距離が4mの近距離の場合でも、16÷4mの式からF4.0の明るいレンズが必要となります。

二つ目の留意点は、ストロボの光がレンズ躯体に邪魔されて、画像の一部にストロボの光が届かない「ケラレ」が、超広角レンズなどで起こります。各メーカーでは、内蔵ストロボとレンズの適合表を発表しています。

三つ目の留意点は、シャッター速度が1/180秒程度以下に制限されることです。これはフォーカルプレーン式シャッターが高速になるとシャッター幕を全開させず、半開したスリットの幅を移動させ露光させることから、一瞬に光るストロボが使えなくなります。

余談ですが、外付けストロボでは、高速シャッターにも対応できるハイスピードシンクロが使えるものもありますが、これはストロボ光を連続的に点灯させることで、フォーカルプレーン式シャッターに対応できるようにしています。

内蔵ストロボは、光量が足らない暗いところでの撮影のほか、背景の夜景は長秒シャッターで、前景の人物はストロボ光で一瞬を、同時に適性露出で写すスローシンクロや、日中のポートレートで逆光の顔に補助光を入れたりキャッチライトを入れる日中シンクロなど、内蔵ストロボの便利な使い方を覚えておくと表現の幅が広がります。